2 プリプロダクション本格スタート



手探りから始まった準備


2006年初夏。6月になると草花は生き生きと咲き誇り、暖かな日差しが注いでいました。
当時、studio RE(studioREBARDの前身)の主要メンバーのほとんどが東京在住でしたが、「リアの島」制作が動き出すと続々と北海道入りし撮影準備に入りました。
北海道での映画制作の現状が未知数だったため、ロケハン、スタッフ集めなど手探りから準備を始める必要がありました。しかし、地元地域の皆様の協力を得て少しずつ「リアの島」は具体的な形になっていきました。


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煉瓦造りの納屋。「理亜」の納屋として使われました。



2回目の道東ロケハンは、前回と同じ轍を踏まない為にも確実に天候の良いタイミングを狙って出発しました。そのかいあって、すばらしい天候とロケーションに恵まれ、北海道の牧歌的で荘厳な美しさを再認識しました。

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丘陵の向こうには地平線が見えます。まるで冒険者が現れそうな雰囲気です。

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海も穏やかで心地良い風が吹いていました。



主人公「理亜」が放牧している馬を探す為、撮影時にもお世話になる牧場へ。こちらでは馬が放し飼いにされています。一般的に知られているサラブレットだけではなく、様々な種類の馬がいました。中には人間に慣れていない、野生化した馬もいるそうです。


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近くで見ると大きくて迫力がありました。

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大人しくて人懐っこい馬でした。


studioREBARDの映画にはよく動物が出てきますが、「リアの島」の時も沢山の馬たちをオーディション(?)しました。
こうして、着々と制作が進んでいったのですが、なかなか決まらないロケ地がありました。
それは「理亜の家」です。


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芳井勇気

在学中から商業映画の制作に携わり、卒業後は助監督として映画やドラマ、CM等の
多岐に渡る場で活躍。

「リアの島」原作・監督
「夢見る人形と星屑の旅を」原作・脚本・監督
他多数